・memu
住職の部屋目次
・インド巡拝の旅 目次
はじめに
第一章 祇園精舎
第一章 舎 衛 城
第一章 ルンビニ
第一章 ホーリー祭
第一章 クシナガラ
第一章 荼 毘 塚
第一章 ナーランダ大学跡
第一章 王舎城と霊鷲山
第一章 ブダガヤ
第一章 日本の女子大生との話
第一章 サールナート
第一章 鹿 野 苑
第二章 ベナレス
第二章 ガンジス河の荼毘
第二章トイレ(2)チップ
第二章 アグラ(1)


 
アングリマーラ牢獄跡
祇園精舎の鐘


インド巡拝の旅 第一章 舎衛城

舎 衛 城 の 跡

 祇園精舎から、北東500mの城壁に囲まれた一帯が舎衛城の跡。
舎衛城の跡では、大富豪スダッタ邸跡と凶賊アングリラーマを閉じ込 めた牢屋跡を見学。
 お釈迦様はこの地でアングリラーマを改悛させ教化する。  彼はバラモン僧にそそのかされ、百人の人を殺し、その指を糸でつな いでネックレスにすることが殺人の目的であった。彼が99人の人を殺 した後、最後の1人、というところで、托鉢のために街にゆかれるお釈 迦様に会う。

 「願いかなったり」
 とお釈迦様に向かって斬りつけようと
 「止まれ!」
 と呼ぶと、お釈迦様が
 「私はじっと止まっている。動いているのはお前 だ」
 といわれた。
 「これは何としたことか・・・・」

アングリラーマは途端にお釈迦様の足もとにひれ伏し、刃物を投げ捨て て救いを求めた。
 お釈迦様は祇園精舎へ彼を連れて行き出家させたーという。

 祇 園 精 舎 の 鐘

 近くに、日本人が建てた「祇園精舎の鐘」がある。ここに立ち寄り、 夕暮れせまるインドの地で、鐘を突いた。
 平家物語で有名な「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。・・」 の文章が、一瞬頭をよぎり・・・。

 祇園精舎、舎衛城などの参拝後、ホテルに向かうが、予定していた ホテルが満員のため、木賃宿の様な所に案内されびっくりさせられる。

 夕食後、一度は乗ってみたいと思ったサイクル・リクシャー(自転車 式の三輪車)に乗り、予定していたホテルとの間を往復して、インドに 来た実感を満悦した。

 ホテルに戻り、雑談をした後、就寝。

○サイクル・リクシャー

 自転車式の三輪車で、2人乗り。 日本の昔の輪タクに似ている。
 メーターはなく、料金は1キロ、1ルピー。
 小さな街の移動に便利。外国人旅行者には料金をふっかけるので注意。土地の人に料金を聞くのが無難。
 

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