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インド巡拝の旅 第一章 舎衛城 |
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舎 衛 城 の 跡
祇園精舎から、北東500mの城壁に囲まれた一帯が舎衛城の跡。
舎衛城の跡では、大富豪スダッタ邸跡と凶賊アングリラーマを閉じ込
めた牢屋跡を見学。
お釈迦様はこの地でアングリラーマを改悛させ教化する。
彼はバラモン僧にそそのかされ、百人の人を殺し、その指を糸でつな
いでネックレスにすることが殺人の目的であった。彼が99人の人を殺
した後、最後の1人、というところで、托鉢のために街にゆかれるお釈
迦様に会う。
「願いかなったり」 とお釈迦様に向かって斬りつけようと 「止まれ!」
と呼ぶと、お釈迦様が 「私はじっと止まっている。動いているのはお前
だ」 といわれた。
「これは何としたことか・・・・」
アングリラーマは途端にお釈迦様の足もとにひれ伏し、刃物を投げ捨て
て救いを求めた。
お釈迦様は祇園精舎へ彼を連れて行き出家させたーという。
祇 園 精 舎 の 鐘
近くに、日本人が建てた「祇園精舎の鐘」がある。ここに立ち寄り、
夕暮れせまるインドの地で、鐘を突いた。
平家物語で有名な「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。・・」
の文章が、一瞬頭をよぎり・・・。
祇園精舎、舎衛城などの参拝後、ホテルに向かうが、予定していた
ホテルが満員のため、木賃宿の様な所に案内されびっくりさせられる。
夕食後、一度は乗ってみたいと思ったサイクル・リクシャー(自転車
式の三輪車)に乗り、予定していたホテルとの間を往復して、インドに
来た実感を満悦した。
ホテルに戻り、雑談をした後、就寝。
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○サイクル・リクシャー
自転車式の三輪車で、2人乗り。
日本の昔の輪タクに似ている。 メーターはなく、料金は1キロ、1ルピー。 小さな街の移動に便利。外国人旅行者には料金をふっかけるので注意。土地の人に料金を聞くのが無難。
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