ブダガヤ
ブダガヤ到着後、ホテルに荷物を置いて、大精堂、金剛法座、尼蓮禅
河などを参拝。
数 珠 屋
ただひとつまいったことは、ホテルに着いてからブダガヤを出発する
まで、数珠屋が、一人一人について来たこと。
各仏跡で親切に案内説明してくれるのはいいのだが、最後は、値段の
交渉をして、ボダイジュの数珠を買わされるはめになった。
これも、日本人が、インドに観光あるいは仏跡巡拝に来て、お金にも
のを言わせ、数珠や土産物を買いあさった結果としての悪い現れだと思
う。
私も金持ちになった気分になり、土産をたくさん買った。私自身も反
省しなければいけないと思う。
大 精 堂
大精堂では、堂内に祭られている仏像に般若心経を唱える。
石段を登り2階に出ると、2階の道の幅広く、その縁には数多くの奉
献ストパゥが飾られている。
2階から降りて、大精堂の西側に回り、金剛法座と菩提樹に参拝して、
その前で、坐禅を組み、記念の写真を写した。
近くには蓮池があり、村人が朝夕に沐浴する光景を見ることができる。
大精堂は、お釈迦様が悟りを開いたという場所に建てられた高さ52
m、九層の塔で、堂内には金箔の仏像が祭られている。現在ある大精堂
は煉瓦造りで、おそらく4世紀に建てられ、その後、数度にわたって修
復を重ねたものであろう。
菩提樹は、お釈迦様が悟りを開いた当時のものではなく、3代目であ
る。
また、お釈迦様が悟りを開かれたのを記念した金剛法座が菩提樹のす
ぐ下に置かれている。
尼 蓮 禅 河
大精堂参拝後、尼蓮禅河に向かう。
尼蓮禅河は、乾季のため水の流れはなく、岸辺では荼毘にふされた遺
骨がそのままにされている。
遺骨を眺め、何ともいえない感情に襲われた。
尼蓮禅河は、お釈迦様が苦行をされたのち、岸辺で休んでいると、一
人の村娘スジャータがやってきて、お釈迦様の身体が弱っているのを見
て、乳粥を献じたところ、しだいに体力を回復し、再び修行に入られた
ことで有名。
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