・memu
住職の部屋目次
・インド巡拝の旅 目次
はじめに
第一章 祇園精舎
第一章 舎衛城
第一章 ルンビニ
第一章 ホーリー祭
第一章 クシナガラ
第一章 荼 毘 塚
第一章 ナーランダ大学跡
第一章 王舎城と霊鷲山
第一章 ブダガヤ
第一章 日本の女子大生との話
第一章 サールナート
第一章 鹿 野 苑
第二章 ベナレス
第二章 ガンジス河の荼毘
第二章トイレ(2)チップ
第二章 アグラ(1)


 


インド巡拝の旅
第一章
ブダガヤ

ブダガヤ               

 ブダガヤ到着後、ホテルに荷物を置いて、大精堂、金剛法座、尼蓮禅 河などを参拝。

数 珠 屋

 ただひとつまいったことは、ホテルに着いてからブダガヤを出発する まで、数珠屋が、一人一人について来たこと。
 各仏跡で親切に案内説明してくれるのはいいのだが、最後は、値段の 交渉をして、ボダイジュの数珠を買わされるはめになった。
 これも、日本人が、インドに観光あるいは仏跡巡拝に来て、お金にも のを言わせ、数珠や土産物を買いあさった結果としての悪い現れだと思 う。
 私も金持ちになった気分になり、土産をたくさん買った。私自身も反 省しなければいけないと思う。

 大 精 堂

 大精堂では、堂内に祭られている仏像に般若心経を唱える。
 石段を登り2階に出ると、2階の道の幅広く、その縁には数多くの奉 献ストパゥが飾られている。
 2階から降りて、大精堂の西側に回り、金剛法座と菩提樹に参拝して、 その前で、坐禅を組み、記念の写真を写した。
 近くには蓮池があり、村人が朝夕に沐浴する光景を見ることができる。
 大精堂は、お釈迦様が悟りを開いたという場所に建てられた高さ52 m、九層の塔で、堂内には金箔の仏像が祭られている。現在ある大精堂 は煉瓦造りで、おそらく4世紀に建てられ、その後、数度にわたって修 復を重ねたものであろう。
 菩提樹は、お釈迦様が悟りを開いた当時のものではなく、3代目であ る。
 また、お釈迦様が悟りを開かれたのを記念した金剛法座が菩提樹のす ぐ下に置かれている。

   尼 蓮 禅 河

 大精堂参拝後、尼蓮禅河に向かう。
 尼蓮禅河は、乾季のため水の流れはなく、岸辺では荼毘にふされた遺 骨がそのままにされている。
 遺骨を眺め、何ともいえない感情に襲われた。
 尼蓮禅河は、お釈迦様が苦行をされたのち、岸辺で休んでいると、一 人の村娘スジャータがやってきて、お釈迦様の身体が弱っているのを見 て、乳粥を献じたところ、しだいに体力を回復し、再び修行に入られた ことで有名。



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