ア グ ラ 2月16日
7時起床。バスで、泊まる予定をしていたホテルへ行き、朝食をとり、
タージ・マハール、アグラ城の見学に向かう。
タ ー ジ ・ マ ハ ー ル
タージ・マハールは、お墓というよりも、アラビアンナイトに出て来
る、きれいなお城を思い出した。ただ「素晴らしい」の一言に尽きる。
タージ・マハールは世界最大の大理石の建物で、シャー・ジャハン帝
が愛妃ムムタズ・マハールの死をいたんで建て、完成まで22年の歳月
がかかった。この建設に、巨額のお金を使ったため、ムガール帝国が傾
いたといわれる。
完成は1654年。規模は、中央ドームは高さ65m、台座の一辺は
95mという大きさ。ドームの真下には、帝と妃の棺が安置されている。
棺には数々の宝石がちりばめられていた。
廟のまわりには、きれいに芝生や木が植えて整備されている。リスが
木に登る姿を眺め、ひとときを芝生の上に寝ころがって過ごした。
タージ・マハールは、インドに観光に来た人が、かならず立ち寄る観
光地。観光シーズンと重なり、アメリカ・ヨーロッパ・アジア(日本、
台湾など)そして、地元のインドから多くの人たちが集まってきていた。
この光景を見て、インドが世界に誇る一大観光地であることにびっくり
した。
お 金
インドの通貨はルピーとパイサーで、1ルピーは100パイサー。
交換率は米ドル14〜15ルピー、1ルピー8〜9円(1989年2
月現在)
紙幣 1・2・5・10・20・50・100ルピー
硬貨 1・2・3・5・10・20・25・50パイサー1ルピー
一つおもしろい事を見つけた。どの硬貨にも、インドの国章の獅子像
が入っている。
また、どの紙幣にも表か裏に、必ず14種の文字が列記してある。英
語を加えると15種の表現。
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